nova 5T カメラ画質比較テスト 4800万画素と1200万画素モードの違い 解像力、高感度耐性など Huawei カメラ性能レビュー
一般的なセンサーのカメラでは画素数が多い設定モードで写真を撮っておいて必要なら後で縮小するというやり方でほぼ間違いはない思っていますが、
nova 5Tのカメラの仕様はちょっと特別なもののようなので4800万画素で撮ったほうがいいのか1200万画素で撮影したほうが良いのか迷ったので試してみました。
解像度設定の違いによる画質を比較していてわかってきたことがありました。
nova 5Tのメインカメラ4800万画素のCMOSセンサー(IMX586)はQuad Bayer配列という特別な仕様になっているので、普通のカメラの撮影素子と違いあえて低い画素数の1200万画素で撮影することにもメリットがあります。
一般的なセンサーでは4800万画素で撮影したものをカメラアプリ側の処理で1200万画素に縮小するわけですが、Quad Bayer配列のCMOSセンサーでは隣接した4画素を1画素として扱えるようになっていて、もともと1200万画素のセンサーかのように撮影することができるようです。
そういうわけで1200万画素、4800万画素どちらが高画質なのか
nova 5Tのカメラの性能を活かせる設定を調べるためにいくつか撮影して見比べてみました。
4800万画素、1200万画素ともにISO感度は50です。広角レンズを使用しズームはなし。
文字部分を拡大し比較してみると、4800万画素のほうが文字のふち部分のにじみが少ないためにすっきりして見えます。
このことから4800万画素モードに設定したほうが高解像度な画像を得られることがわかります。
あまり明るくない部屋の中では手振れを防止するためにシャッター速度を上げたい撮影シーンが多くあります。nova 5Tのカメラアプリでは暗い場面では自動的にISO感度を上げてシャッタースピードを変えてくれるようになっています。
感度 ISO400
ISO400では1200万画素モードと4800画素モードの高感度ノイズ耐性に差が表れ始めています。ノイズ耐性は1200万画素モードのほうが高いですが、4800万画素モードも元々の解像力が高いためか解像力という点では悪くない印象でしょうか。
しかし、ISO400が常用になるような環境では1200万画素モードに設定しておこうかと考えています。
続いては
感度 ISO3200
ここまでくると一見して1200万画素モードのほうが画質が良いと判断できるので設定に迷いはありません。
ただ単純に高画素なセンサーではノイズまみれの画像で撮ることを我慢するしかありませんが、Quad Bayer配列のセンサーはさすがと言える効果を発揮しています。
高解像度にも高感度にも対応する実用的で凄い設計だと思いました。
4800万画素に設定することで確かな解像力の向上が見て取れたので最高の画質を目指せる環境(屋外や太陽の明るさが感じられる場所、天気のいい日に外の光の入ってくる明るい部屋など)では4800万画素に設定するのが良いと思います。
しかし、あまり明るくない室内など低照度の撮影場所で撮るときは高感度に強い1200万画素モードが有利だと考えられます。
4800万画素モードであまり明るくない場所で高感度撮影を行った際の画質の低下を考えると、基本的には1200万画素モード設定にしておくのが良いと思います。
天気のいい屋外や、明るい環境に長時間いることがわかっているときは4800万画素に設定を変更すればいいでしょう。
nova 5Tのカメラは解像力、高感度のどちらも良好な性能を持っているスマートフォンだと思います。
HUAWEI nova 5T, Android, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
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nova 5Tのカメラの仕様はちょっと特別なもののようなので4800万画素で撮ったほうがいいのか1200万画素で撮影したほうが良いのか迷ったので試してみました。
解像度設定の違いによる画質を比較していてわかってきたことがありました。
nova 5T AI QUAD CAMERA |
nova 5Tのメインカメラ4800万画素のCMOSセンサー(IMX586)はQuad Bayer配列という特別な仕様になっているので、普通のカメラの撮影素子と違いあえて低い画素数の1200万画素で撮影することにもメリットがあります。
一般的なセンサーでは4800万画素で撮影したものをカメラアプリ側の処理で1200万画素に縮小するわけですが、Quad Bayer配列のCMOSセンサーでは隣接した4画素を1画素として扱えるようになっていて、もともと1200万画素のセンサーかのように撮影することができるようです。
そういうわけで1200万画素、4800万画素どちらが高画質なのか
nova 5Tのカメラの性能を活かせる設定を調べるためにいくつか撮影して見比べてみました。
解像力テスト
まず解像力をテストしてみました。4800万画素 ISO50 |
1200万画素 ISO50 |
4800万画素、1200万画素ともにISO感度は50です。広角レンズを使用しズームはなし。
拡大比較画像 |
このことから4800万画素モードに設定したほうが高解像度な画像を得られることがわかります。
高感度耐性テスト
続いてはISO感度の設定を変更して高感度耐性をテストしました。あまり明るくない部屋の中では手振れを防止するためにシャッター速度を上げたい撮影シーンが多くあります。nova 5Tのカメラアプリでは暗い場面では自動的にISO感度を上げてシャッタースピードを変えてくれるようになっています。
感度 ISO400
4800万画素 ISO400 |
1200万画素 ISO400 |
ISO400 解像度比較 |
ISO400では1200万画素モードと4800画素モードの高感度ノイズ耐性に差が表れ始めています。ノイズ耐性は1200万画素モードのほうが高いですが、4800万画素モードも元々の解像力が高いためか解像力という点では悪くない印象でしょうか。
しかし、ISO400が常用になるような環境では1200万画素モードに設定しておこうかと考えています。
続いては
感度 ISO3200
4800万画素 ISO3200 |
1200万画素 ISO3200 |
ただ単純に高画素なセンサーではノイズまみれの画像で撮ることを我慢するしかありませんが、Quad Bayer配列のセンサーはさすがと言える効果を発揮しています。
高解像度にも高感度にも対応する実用的で凄い設計だと思いました。
1200万画素、4800万画素 解像度の設定をどちらにするか
どちらの解像度設定にもそれぞれメリットがあるということがわかりました。4800万画素に設定することで確かな解像力の向上が見て取れたので最高の画質を目指せる環境(屋外や太陽の明るさが感じられる場所、天気のいい日に外の光の入ってくる明るい部屋など)では4800万画素に設定するのが良いと思います。
しかし、あまり明るくない室内など低照度の撮影場所で撮るときは高感度に強い1200万画素モードが有利だと考えられます。
4800万画素モードであまり明るくない場所で高感度撮影を行った際の画質の低下を考えると、基本的には1200万画素モード設定にしておくのが良いと思います。
天気のいい屋外や、明るい環境に長時間いることがわかっているときは4800万画素に設定を変更すればいいでしょう。
レンズについて
nova 5T CAMERA lens |
スマホ用の小さなレンズですが、開放F値はF1.8というとても明るいレンズです。1200万画素と4800万画素の設定で写真の解像力に差が出たので、4800万画素のCMOSセンサーを活かせるだけのレンズ性能があると評価できると思います。
nova 5Tのカメラは解像力、高感度のどちらも良好な性能を持っているスマートフォンだと思います。
HUAWEI nova 5T, Android, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
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